私たち日本人の生活に、古来より馴染み深い「お香」。
香りのインテリアの中でも、特に幅広い層に人気のアイテムではないでしょうか。
そんなお香は、開運においても「浄化」に役立つ優秀なツール。
このお香の浄化力を、幸運に活用する方法をご紹介します!
お香でできる「浄化」とは
開運に外せない要素のひとつに「浄化」という概念がありますが、
これは「不要なものを取り除き、きれいな状態にすること」全般を意味します。
不要なものや雑念が満ちていると、新しい良い運気を呼び込めなくなるため、
それらを除去してクリアにし、清浄な状態に戻すことが「浄化」の目的です。
例えば、お掃除や断捨離、整理整頓などは「環境の浄化」になり、
デトックスやダイエット、日々の入浴などは「身体の浄化」にあたります。
また、ヨガなどで行う瞑想も「精神の浄化」に繋がるものと考えられています。
そして、空間から邪気を祓い浄化する方法のひとつに、お香を焚くことが挙げられます。
煙と香りを広げて行き渡らせるお香は、その空間全体を清浄にするといわれ
お寺でお清めに使われるほか、一般家庭の仏事でも広く使われています。
この「お香による浄化」は、手軽で実践しやすいうえに効果が高く、
特に夏にはぜひ取り入れたい、最適の浄化方法なのです★
お香の浄化でできること
お香による浄化方法は、非常に汎用性が高く、様々な方面に応用できます。
万能に使えるアイテムなので、気になるものがあれば試してみてくださいね。
空間全体の浄化
お香は「香りと煙」を使って空間を浄化しますので、一度に広範囲を浄化することができ
空間そのものをきれいにできるものと考えられています。
室内で焚く事が多いですが、お寺で大きな香炉を使っているように屋外で行う事もできます。
「どの範囲まで浄化できているか」に明確な定義はありませんが、
良い香りが漂っている場所に邪気は無いそうなので、
必ずしも煙が届く範囲でなくとも良く、香りが感じ取れれば十分だと思います。
煙が苦手な方や呼吸器の弱い方は、アロマディフューザーでも代用できますが
猫さんのいるご家庭の場合、精油が猫さんに有害になる場合があります。
香りの浄化は、ご家庭の状況に合わせて使い分けていただく必要がありますが、
お香もディフューザーも使えない場合は、稀釈されたアロマスプレーなどでもOKです。
パワーストーンの浄化
少々スピリチュアルな話になるのですが、お香の煙に天然石や宝石をくぐらせると、
その石を浄化できるといわれています。
パワーストーンは、使い続けていると石も疲れて弱ってくるそうなので、
(特に球形のものは、良い運も悪い運も吸収する性質があるそうです)
定期的にお香で燻してあげると、効果が長持ちすると言われています。
このとき、一度水洗いするか浄化水スプレーを吹きかけてから煙にくぐらせると
より効果的に浄化できるといわれています。
「浄化水スプレー」は、パワーストーンのショップなどでよく扱われている商品です。
(一例・参考商品)

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お化け避けにもなるらしい
これは「都市伝説」程度で聞いていただきたい話なのですが、
悪い幽霊はいい香りが嫌いだそうで、お香を焚くと簡単な悪霊除けになるようです。
元々お香は「邪気祓い」の仏具ですので、この手の問題にも効果的だとよく言われています。
(お葬式など「悪いものに来てほしくない」場面で使われるのはこのためです。)
ちなみに、お香の煙が風もないのに揺れたり、下向きに流れている場合は、
自分以外の何かがいるときだそうです。怖いですね。
余談ですが、悪霊は良い香りを嫌うぶん、悪臭に寄りやすいと言われています。
web上で有名な話なのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
ファブリーズをかけたら幽霊が消えたとか
空気清浄機に幽霊が吸い込まれたとか
そういった事例も多くあるようですので、
普段から消臭に気をつけておくと、怖い思いも避けられるかもしれませんね。
除湿効果でカビ予防にもなる!
そして何より、夏に最適と申し上げました一番の理由が、
お香の煙に防カビ効果があると言われているところです。
お香を焚いたときに出る煙はアルカリ性なので、酸性汚れである水場のカビに強く
煙が過剰な湿気も抑制し、カビ発生を防いでくれる効果があるそうです。
燻煙剤と同様に煙を昇らせて使うため、天井まで効果が届きやすく
特に「邪気」と「湿気」が集まりがちな、お風呂場やトイレに最適な方法です♬
効果的なお香の焚き方
好きな香りで構いませんが、おすすめはハーブ系!
お香は基本的に自分が「心地良い」と感じる香りであれば、どんなものでも構いません。
ただ、より「浄化」という目的を強めるなら
- ホワイトセージ
- ユーカリ
- ティートゥリー
- ジュニパー
- ローズマリー
などの「薬草」として使われていたハーブの香りが効果的です。
フローラルや樹木系のお香でも浄化効果は高いようですが、
仏壇用のお線香など故人に向けて使うべき物の日常使いは避けてくださいね。
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換気をしてから焚く
室内でお香を焚くときは、一旦空気を入れ替えてから行うと、より効果的と言われています。
できれば、掃除と換気が完了した状態でお香を焚くのがベストです♬
掃除や換気で「物理的に」きれいにした後に、仕上げとして浄化をするイメージです。
お香を焚くときは、可能な範囲で窓を閉め「煙を行き渡らせる」ようにすると
効率よく空間を浄化できます。
邪気祓い系のお香など、窓を開けて使うとされているものはその指示に従ってください。
これは、お香によって「家の中の良くないものを追い出す」タイプのものもあるためです。
「追い出す系」のお祓い香だと「除障香」が有名です。
こちらは霊障除けにも使われる結構ガチの物ですので、それなりのお値段のものが多いです。

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「部屋の中心」または「入口から時計回り」で焚く
一軒家のうち一部屋やワンルームの住宅などでは、お部屋の中心でお香を焚けば
十分にお部屋全体を浄化できます。
この「一部屋」というのは、広さよりも「扉で区切られるかどうか」で決まります。
ですから、1空間に対し、その中心周辺でお香を焚けばOKということです。
二部屋以上の空間や家屋全体を浄化したいときは、
まず玄関でお香を焚き始め、そこから時計回りの順番でお香を全部屋に移動させ、
最後にまた玄関に戻して終わらせます。
二階以上ある場合は、階段を上って螺旋状に回っても良いですし
上の階の階段の位置を入り口(=起点)と見做す形で、階ごとに回っても構いません。
「入口から時計回り」というルール以外は特に言及されていないので、
住宅の形式に合った、やりやすい方法で行えば良いと思います♬
同時に、1か所に何分などといった決まりもありませんので、
お香の量やお部屋の広さに合わせて、目分量で調節しながら行ってみてください✧
浄化ができると、幸運が舞い込んでくる☆
浄化が済まされた物や空間は、悪いものが取り除かれスッキリ綺麗な状態です。
これは、片付けられた場所と同様に、広々とした「空き」ができた状態ですので
良い運気が入り込むスペースができているということです✧
このようにして、定期的な浄化を習慣づけていくと、
不要な運気はどんどん排出され、新しい良い運はますます巡っていき、
幸運のスパイラルが起こっていくというわけです♡
開運生活には欠かせない「浄化」と、最も身近で有効な方法である「お香」。
夏こそこれらを活用して、幸運な暮らしを実現させてみてくださいね!
あわせて読んでほしい♡アロマに関しても書いています♬