2020年7月19日より、夏の「土用」期間に入ります。
暑さがますます厳しくなる時期ですが、この期間を有意義に過ごして
さらなる幸運に繋げていきましょう!
「土用」期間の意味
毎年この時期になれば、いろいろな所でウナギが宣伝されるようになり、
「土用」を意識する方も多いのではないでしょうか。
こよみの上での土用とは「季節の変わり目」を指し、
立春・立夏・立秋・立冬それぞれの、直前約18日が土用に該当します。
東洋占術や東洋医学で使われる「陰陽五行説」で一年を五行に分類したとき、
「土の気」の季節にあたるのが土用となり、これは変化の時期とされています。
こんなに暑いのに、暦では秋といわれるわけ
今回の土用の期間は、7月19日から8月7日までの18日間で、
8月8日の「立秋」の候より、暦の上では秋となります。
この「暦上の季節」をニュースなどで聞いて、実際の季節感と合ってない…と
少なからず疑問に思ったことはありませんか?
実はこの「暦での季節」というのは、太陽の位置に基づいて決められているため、
実際の気候や天候とは関係がないのです。
例えば「立秋」は、太陽黄径135゜になる日と決められているので、
毎年だいたい8月6~8日頃となりますが、まだまだ暑い時期にもかかわらず
地球の公転周期(=こよみ)上の「秋」の位置に入る、ということです。
ちなみにこの「135度」というのは、夏至と秋分の中間点という基準で決まっており、
冬至と春分の中間点である「立春」と、180度の対極になる関係です。
夏の土用に実践したい開運行動
陰陽五行説で「季節の変わり目」となる土用は、生活を見直し整える時期。
この期間中にお奨めしたい、生活のポイントについてお知らせします❀
まずは自宅の湿気対策!
陰陽五行説では、夏は「火」を表す季節なので「水の気」を壊します。(火侮水の逆剋)
風水での「水の気」は、文字通り「水場」を示し、
これが澱むと恋愛運や金運、精神の安定運がダウンする要因になってしまいます!
水場の澱みといえば、カビ・水垢汚れ・汚れた水を溜めたものなどがありますが、
湿気が多い時期は、水の気が邪気になりやすいので、特に気を付けたい箇所は
- 排水口
- 洗濯槽の内側
- 浴槽のお湯(長時間放置しないほうがベターです)
- シンクの洗い桶
- 花瓶の水
- ペットの飲み水(特に給水器を使っている場合、こまめに掃除してあげてください)
などの、水を溜めておく場所を特に、重点的に掃除してみてください★
体の中の湿気にも注意!
東洋医学では、「土」の季節は湿気が大敵とされています。
湿度の高いところに長時間いると、体内の水分がうまく排出できなくなり、
結果的に体に余分な水分が溜まることになるそうです。
その結果、むくみやだるさを引き起こしたり、体が冷えやすくなりがちです。
もしも心当たりがあるようでしたら、水分排出を促す食べ物を積極的に摂ってみてください☆
ナス・ゴーヤ・ズッキーニなどの夏野菜や、生姜・大葉・にんにくなどの薬味類が
体から余分な水分を出しやすくするのに非常に効果的です!
夏の土用といえばウナギですが…
やはり土用といえば、最も有名なのが夏のもので
今年も各所で「土用の丑の日」の看板が見られる季節になりましたね。
でも最近は、ウナギの食べ控え運動に代表される不買傾向にあり、
長年言われ続けてきた「夏バテ予防」「スタミナ補給」という効果も、
「大した栄養源にならない」という意見も増えてきました。
♡ウナギの言われと絶滅問題に関しては、こちらの記事もぜひご覧ください♡
余談ですが、節分のときに「まきまきソング」が流れていたスーパーで
最近は「うなうなディスコ」が流れていますw
こんなときこそ「瓜類」を!
土用のウナギが問題視されている今、代替案として言われるようになったのが
きゅうりやゴーヤなどの「瓜類(ウリ科野菜)」です。
これは、土用はそもそもウナギに限らず「う」の付く食べ物を食べると良いため、
ウナギの他に挙げられていた「うり」や「うどん」や「うめ」に替えよう!というものです。
中でも「瓜類」は、体の熱を放出してくれる効果があり、この時期にはぴったりなんです!
今が旬のウリ科野菜は
- きゅうり
- ゴーヤ(にがうり)
- メロン
- すいか(西瓜)
- 冬瓜
- かぼちゃ(南瓜)
- 白瓜
などがあります。
体調管理が最優先!
今年は酷暑が続くと予測されていて、まだまだ暑い日は続きそうです。
土用の「土の気」は、健康運にも直結した運気ですので
この期間を健康に過ごして、ますます開運生活を目指していきましょう!
こんな記事もあります♡7月の運勢と開運のポイントをまとめた、人気連載です(⁰‿ ⁰ )